〜各地のビーズの歴史〜
<アメリカ>
南及び中央アメリカには洗練されたビーズ製造の長い歴史があります。
北アメリカの原住民のビーズは貝殻玉や鳥の羽などが使われていましたが、植民地強化後、ヨーロッパからの輸入ビーズが使われるようになりました。
<ヨーロッパ>
ビーズ製造は紀元前38,000年以来フランスに在り、ローマ時代、ビザンティン時代、ヴァイキング時代と栄えます。
★北ヨーロッパ
ウィットビィジェットビーズは古代ローマ占領時代より輸出され、ヴィクトリア朝に最も人気が高まりました。
今日、最高品質のビーズは地方特有の木や磁器などから作られています。
1550年から1750年ごろまではベネチアンガラスと見分けがつけにくいのですが、アムステルダムで、沢山のビーズが製造され、アフリカや北米に輸出されました。
また、琥珀はパルティック海岸が産地です。
★フランス
南仏オヨナーでは19世紀の角産業にとってかわり、プラスティックビーズ貿易が盛んになりました。
★ギリシャ
銀細工ビーズやウォーリービーズ(気を落ち着けるために手で触るビーズ)、彩り良く彩色された陶ビーズを製造しています。
★イタリア
古代ローマのガラス産業はベネティアにある、ムラーノ島のビーズセンターへと展開していきました。ムラーノ島は、ルネッサンス期より世界のビーズ通商を支配してるところでした。
その伝統の典型的なものはモザイクガラス、シェブロン、シードビーズ、装飾ガラス細工などです。
ナポリでは何世紀にも渡り、珊瑚のビーズが有名です。
★中央ヨーロッパ
ボヘミアとモラヴィア(現在のチェコとスロヴァキア)は良く知られたガラスビーズ地域です。
元来、ガーネット切削で有名なこの地域は、14世紀にベネティアから逃れてきた人々が住み着いたところで、現在はビーズセンター、ヤブロネクに拠点を置く国営組合が安価なクリスタルカットガラスやガラス細工製造を専門に行っています。
ババリアのニューガブロンツはヨーロッパのファンションジュエリーの主要地です。
1945年以降ズデーテン地方のドイツ人避難者やユダヤ人のガラスビーズ職人、金属工、切削工、研磨工などが、ヤブロネクからやってきてビジネスを始めたのがはじまりでした。
代理人が下請け職人からビーズを集め、押し型ビーズなども大きな工場で生産されています。
オーストリア、チロル地方のワッテンはスワロフスキークリスタルビーズの故郷です。
★アフリカ
最初、古代エジプト人により開発されたガラスビーズは、紀元前200年頃インドよりアラブ人の貿易商たちが、アフリカに持ち入れ、”通商の風”ビーズと呼ばれました。
1680年以降、大量のヨーロッパビーズがアフリカに入りました。
★インド
インドでは高価な材質、安価なイミテーション物にかかわらず、ビーズ宝飾がメインです。
★日 本
日本は、真珠産業の中心の国です。ヨーロッパとのビーズ貿易の歴史はありませんが、独自ですばらしいガラスビーズなどを産出しています。
★中 国
青銅時代よりビーズを作り、現在では世界中に中国のビーズは出まわっています。
現在、ビーズ生産工場でヨーロッパ、・インドのビーズを安価にコピー生産している国が数多くあります。
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